立候補
まずは、オバマ氏の選挙戦立候補の背景や理由などをご紹介します。
オバマ、立つ
その頃、すでに人権派弁護士として頭角をあらわしていたオバマを、2008年アメリカ合衆国大統領選挙の候補として推す声があがるのは実に自然なことでした。
最初、彼は出馬を否定していましたが、色々と思うところもあったらしく、2006年10月にテレビのインタビューを受けたときには、「出馬を検討する」と発言しています。
翌年の2007年1月、連邦選挙委員会に、大統領選出馬へ向けた準備委員会設立届を提出し、事実上の出馬表明となりました。
そして、2007年2月10日、地元であるイリノイ州の州都のスプリングフィールドにて、正式な立候補宣言を行ったのでありました。
出馬の演説で、彼は
「ここ6年間の政府決定や放置されてきた諸問題は、われわれの国を不安定な状態にしている」
と述べ、医療保険制度や、年金制度、大学授業料、石油への依存度を取り組みが必要な課題として挙げて、建国当初のフロンティア精神へ回帰することを呼びかけました。
また、アメリカ国内に大量の失業者を生んだとされた北米自由貿易協定に反対し、国内労働者の保護を訴えるなどをしました。
そのため、対立候補となったヒラリー・クリントンよりもリベラルなイメージを与えたようです。